わきがを治したり抑えたりする方法には、手術やデオドラント、食べ物や生活スタイルを変えるなど様々ありますが、方法の一つに市販の薬を使うという手があります。
今回はわきがに効く市販の薬をご紹介していきます。

市販薬の種類

一般的な制汗剤

わきがの臭いをどうしたら抑えられるだろうか…と考えた際、まず思いつくのはドラッグストアなどで販売している制汗剤を使うことではないでしょうか?わきがの対策方法は、制汗剤・消臭効果のある石鹸・塗り薬・手術などがあるのですが、一番身近で試しやすいのが「市販されている制汗剤」です。

病院などに通う必要もなく、スーパーマーケットやコンビニでも取り扱いがあるため、思い立った時にすぐに実物を手にとって購入することができます。

中でも一番身近なのは、コマーシャルでもよく見かける「制汗剤」でしょう。

脇にスプレーするシーンがあるため、特に「脇に使うもの」として視覚的に印象に残っているのではないでしょうか。

スプレー缶のタイプが主流ですが、近年ではロールオンタイプや拭き取りシートの数も多くなってきたように思います。

パウダーが入っているタイプもあるので、使用後の肌触りがサラサラになるのも特徴です。

また、香りの種類も様々で好きな香りをまとうことができるのも購買意欲をより引き立てます。

主な効果は、有効成分により汗の分泌を抑えること、そして消臭・芳香効果です。

わきが用ではなく「体臭用」として販売されていますので、残念ながら消臭・制汗効果はあまり高くありません。

ネット通販による石鹸・クリーム

実際の店舗では恥ずかしくて購入できない、と思った際に次に思いつくのはインターネットでの購入です。

近年ではインターネットで通販をすることはさほど珍しいことではなくなってきました。

わきがについて検索すると必ずと言って良いほどわきが商品の広告を見かけます。

中でもネット通販で取り扱いが多いのは「クリーム」と「石鹸・ボディソープ」です。

販売されている商品はたくさんありますが、わきがの原因菌を殺菌・消臭成分を配合することで症状を抑えるというタイプが割と多い印象です。

ドラッグストアなどにある商品とは違い有効成分が多く配合されているためか、その分高価になってしまっているように思います。

一般的な制汗剤が「体臭」「汗臭さ」に特化して作られているのとは違い、ネット通販では「わきが専用」として作られている商品が多いです。

販売会社によっては、使用してみて万が一効果が実感できなかった場合は全額返金してくれる保証がついているものもありますので、値段が高くてもチャレンジしやすいのではないかと思います。

返金時には条件があることもありますので、購入前に各々のホームページ等をよく確認しておく必要があるでしょう。

また、専門のアドバイザーが在籍しておりメールや電話でのわきがの相談にのってくれることもあります。

外国製制汗剤

少し珍しいケースになりますが、海外のデオドラント製品をネットで購入するケースです。

海外の商品と言っても、購入者が外国語のホームページを見ながら申し込みをするというものではありません。

販売会社に”日本支部”のような部署があれば、日本語の購入用ホームページを作っています。

そうでない場合は、仲介する業者が日本語のサイトを用意していることがほとんどです。

注文後、商品は海外から直接送られてくることもありますし、日本の仲介業者から届くパターンなど様々です。

そういった手間がかかっているためか、日本製の制汗剤よりは値段が高くなりがちです。

また、商品も外国語のパッケージそのままです。

製品によっては日本語のパンフレットを同封してくれるところもあるのですが、商品だけが届くこともありますのでその場合は使用方法など自分で調べなければなりません。

日本で販売されている制汗剤よりも効果が高いのが特徴です。

日本はわきが体質の方がそんなに多くありませんが、白人では80%、黒人はほぼ100%がわきがと言われておりますので、海外のデオドラント商品の効果が強力なのは頷けます。

しかしその分副作用が出やすいこともありますので、自己責任で使用する必要があります。

市販薬の有効成分

塩化アルミニウム

市販されているわきが用デオドラント剤の種類をご案内しましたが、それらの多くに共通して含まれている有効成分がこの「塩化アルミニウム」です。

わきがで病院に受診した際、よく処方されるのもこの塩化アルミニウム溶液です。

強い制汗作用があるため、わきがだけではなく多汗症の方にも処方されています。

含まれる塩化アルミニウムの濃度によって制汗効果に幅があります。

もちろん高濃度であれば効果も高くなりますが副作用も出やすくなってしまいます。

副作用は痒み・湿疹・かぶれなどの症状が出ることです。

その場合、濃度を低くして再度使用することもありますが、まずこの成分自体が肌に合わないという場合は使用中止となってしまいます。

クリニックにもよりますが、わきが患者へ処方する場合大体20%くらいの濃度の溶液が処方されるようです。

ちなみに市販品には13%までしか配合できない決まりになっています。

海外の製品でも最大20%までと決まっています。

ドラッグストアにあるスプレー缶タイプの制汗剤にも有効成分として含まれていることがありますが、配合されている量が少ない・濃度が低いこともあり、病院で処方されるものとは効果の出方に大きく違いがあるようです。

イソプロピルメチルフェノール

これはわきがの原因菌となる常在菌を殺菌する効果がある成分です。

わきがだけではなく、ニキビの元となるアクネ菌に作用することからニキビ用化粧品にも含まれていることがあります。

さらに傷の消毒にも使用されるため、ハンドソープにも入っていたりします。

皮膚の常在菌と言っても全てが悪い菌という訳ではありません、皮膚には体を守るための良い菌も一緒に存在しています。

殺菌剤は良い菌に対しても同時に働きかけてしまうため、使用すると一時的に肌の免疫力が落ちる可能性があります。

しかし日本で販売される製品には成分の配合量の取り決めが厳しく行われていますので、大きな副作用が出るといった懸念はほとんど必要ないと考えられます。

とても肌が敏感でない限り、気軽に使用しても問題はないようです。

おすすめの市販薬

デトランスα

(http://www.you-up.com/ad/wakiga/index.php)
市販のわきが用製品の種類・含まれる有効成分について詳しく説明しましたが、その中でも特におすすめの商品を3つご紹介したいと思います。

まず一つ目は「パースピレックス」というロールオンタイプの制汗剤です。デンマークで開発された商品で、日本では販売されていません。

ですが、仲介業者を通し輸入して購入することができます。

そのため日本での販売名は「デトランスα」と変更されていますが、実際に届く商品は英語で「Perspirex」と記載されています。

効果が出るまで毎晩気になる部分に塗り続け、翌朝に濡れタオルなどで拭き取ります。

繰り返し使用しているうちに効果が出ますが、一度効果が出ると数日間持続します。

効果が切れるまでの間は塗り直す必要はありません。

こうした使い方をするため、小ぶりな製品ですが長く使用することができます。

有効成分は「アルミニウムクロリッド」、塩化アルミニウムの別名です。

制汗効果が強いですが、その代わりに肌の痒み症状が起きてしまうことがあるため、初めて使用する方・敏感肌の方は少しずつ試してみる必要があります。

AHCセンシティブ

(http://www.ahcswiss.com/shouhin)
こちらもスイス発のわきが用制汗剤です。

同じくヨーロッパ発のデオドラント剤になります。

この「AHC」という制汗剤ブランドにはいくつか種類があり、敏感肌向けの「AHCセンシティブ」、普通肌向けの「AHCクラシック」、手足専用の強力タイプ「AHCフォルテ」があります。

今回ご紹介するのは敏感肌向けに作られているセンシティブタイプです。

いきなり強力な海外製のデオドラント製品を使うことに抵抗がある・肌がかぶれないか心配と言う方には、まずは敏感肌用から試すことができるのはとても嬉しいでしょう。

こちらも寝る前に塗布しますが翌朝に拭き取る必要はありません。

ロールオンタイプではなくコットンに直接取って患部に塗らなければなりませんので、少々手間がかかってしまいます。

有効成分である「塩化アルミニウム」はデトランスαと同じですので効き目の出方も似ています。

脇だけでなく額・首などにも使用できるため一つ持っておくと大事なシーンでとても役立ちます。

AHCフォルテ

AHCセンシティブの強力なタイプになるのが「AHCフォルテ」です。

手足の汗専用に作られており、肌の厚さや効果の出方を考慮して有効成分が多く配合されているのが特徴になります。

敏感肌用の「AHCセンシティブ」・普通肌用の「AHCクラシック」を使用しても十分な効果が見られなかった場合は、こちらの強力タイプを使用してみると良いでしょう。

しかし、手足専用に作られているため、脇に使用する際は少量ずつ様子を見ながら慎重に行いましょう。

有効成分はシリーズ同様”塩化アルミニウム”ですが、こちらは一番強力なタイプのため、特に副作用が出ないか気にかけておく必要があります。

殺菌作用のある「オールドマンズビアード」「クローブ」といった植物エキスが含まれているのが特徴で、水虫対策としても使用することができる万能な制汗剤です。

センシティブタイプと比べると若干価格が割高になりますが、確実に効果を得たい方にはおすすめです。

まとめ

特におすすめしたい液体タイプの制汗剤をご紹介しました。

どれもヨーロッパ製、塩化アルミニウムによる制汗効果を主とした製品です。

塩化アルミニウムは日本のクリニックでも処方されることがあり、日本でも効果がしっかりと確認された成分ですので効き目は確かなものだと言えるでしょう。

しかし、その分副作用のリスクが高まってしまいますので、どの製品にも言えますがまずはかぶれや痒みが起きないか確認しながら使用するのが好ましいです。

白人比べると日本人は紫外線には強いタイプなのですが、皮膚が薄くキメが細かいと言われています。

そのため敏感肌が多く、海外製の製品で肌がかぶれてしまうこともよくあります。

海外製の商品を使用する場合は皮膚の目立たないところに少量塗ってみて、副作用が出ないかどうかパッチテストを行うと良いでしょう。

万が一肌に合わなかった時、かぶれる範囲が少なく済みます。

もちろん、海外製だから肌に悪いというわけではありません。

敏感肌の方は日本製のものでも成分によって肌荒れをおこしてしまうことがありますし、体調が悪く免疫力が低下している時などは、普通肌の方でも症状が出てしまうケースも少なくありません。

わきがに悩む方は藁をも掴みたい気持ちで様々なデオドラント製品を試しているかと思います。

あまりにもたくさんの商品が世に溢れかえっており、何を使用しても効果がないと思っている方もいるのではないでしょうか?わきがに有効な成分を考えながら色々な商品を見てみると、製品数は多くとも種類は思ったよりも多くありません。

つまり、似たり寄ったりの製品が多いということです。

今回は視点を少し変えて海外製のデオドラント剤をご紹介しました。

市販品でなかなか効果を得られないという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。